日常のお買い物に欠かせないイオンカード。その利便性は多くのユーザーに支持されていますが、最近「勝手にリボ払いが設定されてしまった」という声も聞かれるようになりました。
果たして、これは本当なのでしょうか?
また、そのような状況になったとき、どのような対応をすべきなのでしょうか。
この記事ではイオンカードのリボ払いシステムを徹底解説し、適切な選び方やリスクへの対処法をお伝えします。
ぜひ最後まで、読み進めてください。
イオンカードのリボ払いしたくない:勝手に設定される理由と対処方法
- リボ払いが勝手に設定されるのは本当?:イオンカードのシステム解説
- 「勝手にリボ払いが設定されている!」その瞬間にやるべき3つのこと
- イオンカードのリボ払い設定を解除する方法
- リボ払い解除できない場合の具体的な理由
リボ払いが勝手に設定されるのは本当?:イオンカードのシステム解説
イオンカードのリボ払いが「勝手に」設定されることはありません。これは間違いない事実です。
ただ、リボ払いが設定されていることに気づかないまま、そのまま使い続けてしまうケースは少なくありません。
その背景には、以下の2つの理由が挙げられます。
申し込み時に誤って、リボ払いを選択をしてしまう
イオンカードの申し込みフォームには、リボ払いに関する選択肢があります。申し込み時に、リボ払いに関する説明をよく読まずに、誤って選択してしまうケースがあります。
また、リボ払いの「毎月一定の金額を支払う」という説明を、一括払いと同じように捉えてしまっている場合もあります。
申し込み時に「お得なリボ払い!」というような文言につられて、リボ払いの設定をしている場合も考えられます。
リボ払いキャンペーンで申し込みをした
イオンカードでは、リボ払い利用者を対象としたキャンペーンを定期的に実施しています。このキャンペーンに申し込むと、通常よりも高いポイント還元率や、手数料の割引を受けることができます。
そのため、キャンペーンのメリットを重視して、リボ払いに関する説明をよく読まずに、申し込みをしてしまった可能性もあります。
「勝手にリボ払いが設定されている!」その瞬間にやるべき3つのこと
クレジットカードの利用明細を見て、勝手にリボ払いに設定されていたことに気がついた。そんなとき、すぐにやるべき3つのことについて、以下に解説します。
1. 支払い方法の確認
まずは、利用明細に記載されている支払い方法がリボ払いになっているかどうかを確認しましょう。
もしリボ払いになっていたら、カード会社に問い合わせて、なぜリボ払いになっていたのかを聞いてみましょう。
リボ払いになる理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 申し込み時に自動リボ払いを設定していた
- リボ専用カードで契約していた
- 利用明細でリボ払いに変更していた
2. リボ払いの解除
リボ払いになっていることが確認できたら、早めに解除しましょう。リボ払いは、毎月の支払額が一定になるというメリットがありますが、その分、手数料がかかります。
そのため、できるだけ早く解除して、手数料を抑えることが大切です。リボ払いの解除は、カード会社に電話またはWebで申し込むことでできます。
3. 利用状況の確認
リボ払いになっている原因を把握するために、利用状況の確認もしておきましょう。利用明細を見ながら、いつリボ払いになったのか、どのくらいの金額をリボ払いにしているのかを確認します。
リボ払いになっている原因が判明したら、今後の利用に注意しましょう。リボ払いを利用すると、毎月の支払額が一定になるので、ついつい使いすぎてしまうことがあります。
そのため、リボ払いを利用しているときは、特に利用額に注意して、計画的に利用することが大切です。
イオンカードのリボ払い設定を解除する方法
リボ払いの解除は通常、カスタマーサービスに電話をかけるか、オンラインのマイページで設定を変更することで可能です。
具体的な手順は、イオンカードのリボ払い解除と一括返済の方法:スマートに節約できる簡単な手順 で解説しています。
解除手続きをしたら、必ずその確認を書面で受け取るようにしましょう。
リボ払い解除できない場合の具体的な理由
リボ払い解除できない場合の具体的な理由は、大きく分けて以下の2つです。
残高がある場合
ボ払いは、毎月の支払額を一定にするために、元金と利息を一緒に返済する仕組みです。そのため、残高が残っている限り、毎月の支払額には元金と利息の両方が含まれています。
リボ払いの解除をするには、残高を全額返済する必要があります。残高が残っている状態でリボ払いの解除をすると、元金と利息の両方をまとめて返済することになります。
また、リボ払いの解除をすると、今後は残高が追加されない限り、リボ払いを利用することができなくなります。
そのため、リボ払いを解除する前に、残高を全額返済できるかどうかを検討する必要があります。
カード会社が解除を認めない場合
カード会社がリボ払いの解除を認めない場合、カード会社に連絡して理由を尋ねてみましょう。カード会社によっては、条件を満たせばリボ払いの解除を認めてくれる場合があります。
また、カード会社によっては、リボ払いから1回払いに変更する方法もあります。1回払いに変更すれば、毎月の支払額は大きくなりますが、残高を早く返済することができます。
リボ払いの落とし穴【便利な反面、コストに注意】
- イオンカードとリボ払い:便利なシステムの裏側
- リボ払いのコスト:数値で見る落とし穴
- リボ払いと他の支払いオプション:比較と選び方
- イオンカードのリボ払い、本当に必要?
イオンカードとリボ払い:便利なシステムの裏側
イオンカードのリボ払いは、毎月一定の金額を支払う「定額払い」と、残高に応じて支払額が変わる「残高スライド払い」の2種類があります。
定額払いは、毎月一定の金額を支払うため、家計管理がしやすいのがメリットです。
一方、残高スライド払いは、残高に応じて支払額が変わるため、残高が多い月は支払額も大きくなります。
リボ払いのメリットは、分割払いと比べて、支払額を抑えることができることです。
例えば、10万円の買い物をした場合、分割3回払いだと、1回あたり33,333円の支払いが必要です。一方、リボ払いだと、毎月3万円の支払いだけで済みます。
リボ払いのコスト:数値で見る落とし穴
リボ払いのコストは、金利によって決まります。イオンカードのリボ払いの金利は、年15.0%です。
例えば、10万円の買い物をリボ払いで支払った場合、1年で15,000円の金利が発生します。つまり、10万円の買い物で、実質的な支払額は115,000円になるのです。
また、リボ払いは、支払額を分割して支払うため、支払い総額は大きくなります。
例えば、10万円の買い物をリボ払いで支払った場合、36回払いだと、支払い総額は139,935円になります。
このように、利用額が多くなるほど、手数料の負担も大きくなります。そのため、リボ払いを利用する場合、手数料のコストについてもしっかりと把握しておくことが大切です。
リボ払いと他の支払いオプション:比較と選び方
イオンカードには、リボ払い以外にも、1回払いや分割払いなどの支払いオプションがあります。これらの支払いオプションとリボ払いを比較して、自分に合った支払い方法を選ぶことが大切です。
1回払いは、利用額をその月の請求額で全額支払う方法です。手数料はかかりませんが、利用額をすべてその月で支払う必要があります。
分割払いは、利用額を複数回に分けて支払う方法です。分割回数によって手数料が異なりますが、リボ払いよりも手数料が低く抑えられます。
このように、イオンカードには、リボ払い以外にも、手数料が少ない支払いオプションがあります。そのため、リボ払いを利用する場合でも、支払い回数や残高を意識して、手数料を抑えることが大切です。
イオンカードのリボ払い、本当に必要?
イオンカードのリボ払いは、便利なシステムではありますが、コストには注意が必要です。利用額が多くなるほど、手数料の負担も大きくなるため、本当に必要かどうかをよく検討する必要があります。
リボ払いを利用する場合、以下の点に注意しましょう。
- 利用額を把握する
- 手数料のコストを確認する
- 早めに返済する
リボ払いを利用する場合は、必ず利用額を把握し、手数料のコストを確認してから利用するようにしましょう。
また、早めに返済することで、手数料の負担を軽減することができます。
リボ払いをしたくないとき:まとめ
イオンカードのリボ払いは、その便利さから多くのユーザーに利用されています。しかし、リボ払いにはコスト面での落とし穴も存在します。
ユーザーとしては、自分の支払い方法をしっかり理解し、自分にとって最も合った方法を選択することが大切です。
万が一、思わぬリボ払いの設定が行われてしまった場合は、速やかにその原因を確認し、適切な対処を心がけましょう。
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