楽天カードは、Visaとマスターのどちらの国際ブランドも発行されています。
Visaとマスターは、それぞれに異なる特徴やメリットがあり、ご自身の利用シーンや目的に合わせて選ぶことができます。
この記事では、楽天カードのVisaとマスターの違いや、変更手順、さらに変更に伴う審査のポイントなどを詳しく解説しています。
この記事を読むことで、楽天カードのVisaとマスターの違いを理解し、ご自身の利用シーンや目的に合った国際ブランドを選ぶことができます。
楽天カードの国際ブランド変更を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
楽天カードのVisaからマスターへの変更
- 楽天カードはVisaからマスターカードへの変更は可能?
- 楽天カード切り替えの具体的手順
- 楽天カードを解約するデメリット
- 楽天カード変更に関する審査のポイント
楽天カードはVisaからマスターカードへの変更は可能?
楽天カードのVisaからマスターカードへの変更は、原則として不可です。
楽天カードでは、カードのブランド変更は受け付けておりません。
そのため、Visaカードをお持ちの方は、マスターカードへの変更を希望する場合、現在お持ちのカードをご解約のうえ、再度新規にてマスターカードを申し込む必要があります。
楽天カード切り替えの具体的手順
楽天カードの解約は、楽天e-NAVIまたは楽天カードコールセンターから行うことができます。
楽天e-NAVIから解約する場合は、以下の手順で行います。
- 楽天e-NAVIにログインする
- 「お申し込み(カード/サービス)」から「カードのお申し込み」を選択する
- 「カードの解約」を選択する
- 解約するカードを選択する
- 解約理由を入力する
- 解約手続きを完了する
楽天カードコールセンターから解約する場合は、以下の手順で行います。
- 楽天カードコールセンターに電話する
- オペレーターに解約の旨を伝える
- 解約するカードの情報を入力する
- 解約手続きを完了する

楽天カードを解約するデメリット
楽天カードを解約すると、以下のサービスが利用できなくなります。
楽天カードの利用によるポイント付与
楽天カードで買い物をすると、通常100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
解約すると、このポイント付与が停止されます。
楽天カードで貯めたポイントの利用
楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天グループのサービスを利用する際に利用できます。
解約すると、このポイントの利用ができなくなります。
楽天カードで利用していた割引や特典
楽天カードには、利用金額の割引やキャッシュバックなどの特典が付帯している場合があります。解約すると、これらの特典が利用できなくなります。
また、解約後10日程度は、楽天カードの利用履歴が確認できない場合があります。
解約手続きが完了するまでに、楽天カードの利用履歴が更新されません。そのため、解約後に利用履歴を確認したい場合は、解約から10日程度待ってから確認するようにしてください。
解約を検討している方は、これらのサービスの利用ができなくなることを事前に確認しておきましょう。
楽天カード変更に関する審査のポイント
楽天カードのブランドを変更する際には、再度の審査が必要となります。
審査に通過すれば問題なく変更が可能ですが、もし審査に通過できない場合、変更の申し込みが却下される可能性もあります。
そこで、審査で通過率を上げるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
1. 信用情報に問題がないこと
審査では、まず信用情報に問題がないことを確認されます。信用情報に事故情報が登録されている場合、審査に通過するのは難しくなります。
信用情報に問題がないかを確認するには、信用情報機関に開示請求を行い、自分の信用情報を確認する必要があります。
信用情報機関は、JICC(日本信用情報機構)、CIC(シー・アイ・シー)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つがあります。
2. 安定した収入があること
審査では、安定した収入があることも確認されます。収入が少ない場合や、収入が不安定な場合、審査に通過するのは難しくなります。
安定した収入があることを証明するためには、源泉徴収票や給与明細書などの書類を提出する必要があります。
3. 良好なカード利用履歴があること
審査では、以前のカード利用履歴も確認されます。支払い遅延などの事故歴がある場合、審査に通過するのは難しくなります。
良好なカード利用履歴があることを証明するためには、過去の利用明細書を提出する必要があります。
これらのポイントを押さえて審査に臨めば、通過率を上げることができます。
楽天カード: Visaとマスターの違いと変更時のポイント
- 楽天カード: Visaとマスターの基本的な違い
- Visaカードの主な特徴
- Visaカードのメリット
- Visaからマスターへの切り替えのメリット&デメリット
楽天カード: Visaとマスターの基本的な違い
楽天カードのVisaとMastercardの基本的な違いは、以下の3点です。
- 加盟店数:Visaの加盟店数が多い
- 為替レート:Mastercardの為替レートが若干お得
- デザイン:Mastercardのデザインが豊富
詳しく説明します。
加盟店数
VisaとMastercardは、世界中で利用できる国際ブランドです。その加盟店数は、VisaがMastercardをわずかに上回っています。
そのため、Visaの方が、海外での利用範囲が広いというメリットがあります。
為替レート
為替レートは、クレジットカードで海外で買い物をした際の支払い金額に影響します。
Mastercardは、VISAに比べて為替レートが若干お得な傾向にあります。そのため、海外での買い物をよくする方は、Mastercardを選ぶと少しお得に買い物できます。
デザイン
VisaとMastercardは、カードのデザインも異なります。Visaは、通常デザインのみが用意されていることが多いのに対し、Mastercardは、豊富なデザインから選択することができます。
そのため、おしゃれなカードを持ちたい方は、Mastercardを選ぶとよいでしょう。
Visaカードの主な特徴
Visaは、世界中で最も広く利用されているクレジットカードブランドです。
Visaは、世界中のクレジットカードブランドのシェアでトップを占めています。その理由は、世界200カ国以上、6,000万以上の加盟店で利用可能であることです。
そのため、海外旅行や出張の際にも、Visaカードがあれば安心して買い物や食事を楽しむことができます。
また、Visaでは、決済代金の遅延や紛失、盗難などのトラブルに備えた補償制度が充実しています。
たとえば、紛失や盗難の被害に遭った場合、Visaカードの裏面に記載されている紛失・盗難電話番号に連絡することで、カードの利用を停止することができます。さらに、利用代金の全額または一部を補償してくれるサービスもあります。
さらに、Visaでは、多彩なクレジットカードの種類から、自分に合ったカードを選ぶことができます。
たとえば、ポイントやマイルの還元率が高いカード、旅行保険が充実したカード、年会費が無料のカードなど、さまざまなカードが用意されています。
Visaカードのメリット
Visaカードを利用する主なメリットは、以下のとおりです。
- 世界中で利用可能
- 決済代金の補償制度が充実
- 自分に合ったカードを選べる
Visaカードがあれば、世界中のどこでも安心して買い物や食事を楽しむことができます。
また、紛失や盗難などのトラブルに備えた補償制度が充実しているので、安心して利用できます。
さらに、自分に合ったカードを選ぶことができるので、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。
Visaからマスターへの切り替えのメリット&デメリット
VisaからMasterへの切り替えは、以下のメリットとデメリットがあります。
まずはデメリットから、お伝えします。
Mastercardへ切り替えるデメリット
Visaはキャンペーンが豊富で、ポイントやキャッシュバックなどの特典が用意されています。一方、Masterはキャンペーン数が少なく、特典が少ない傾向があります。
また、au PAYはVisaブランドのクレジットカードとのみ連携しており、Masterブランドのクレジットカードではau PAYの利用ができないため、au PAYユーザーにとってはデメリットとなります。
Mastercardへ切り替えるメリット
VisaとMasterは、世界シェア率がともに約4割で、世界中のほとんどの店舗で利用できます。
しかし、細かい違いとしては、Visaはアメリカでの利用に強く、Masterはヨーロッパでの利用に強いと言われています。
そのため、ヨーロッパをよく訪れる方や、コストコを利用する方は、Masterへの切り替えがおすすめです。
また、MasterはVisaに比べて海外旅行時のサポートが充実しています。
例えば、Mastercardグローバル・トラベル・アシスタンスでは、24時間365日日本語対応のサポートデスクが利用でき、海外での病気やケガ、盗難などに対応してくれます。
【楽天カード】Visaからマスターへの変更:まとめ
楽天カードをVisaからマスターカードへ変更することは、できません。
一度、解約をしてから再度申し込みをする必要があります。
変更の際には、それぞれのカードブランドの特徴やメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルや利用状況に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事では、楽天カードのVisaとマスターの違いや、それぞれの特徴やメリットを紹介しています。
楽天カードの国際ブランド変更を検討している方は、この記事を参考にして、ご自身の利用シーンや目的に合ったカードブランドを選んでください。
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