ライフカードデポジットは、デポジット(預託金)を預けることで、過去に延滞歴があった人でも審査に通る可能性が高いクレジットカードです。
しかし、審査に落ちてしまうケースもあります。
この記事では、ライフカードデポジットの審査落ちの原因を3つに分けて解説します。
また、再挑戦するための方法や、自己破産や無職、延滞歴がある場合の対処法についてもご紹介します。
ぜひ最後まで、読み進めてください。
ライフカードデポジット審査落ちの原因と対処法
- ライフカードデポジットの審査に落ちた理由
- ライフカードデポジットの審査に再挑戦する方法
- 自己破産や無職、延滞歴がある場合の対処法
ライフカードデポジットの審査に落ちた理由
ライフカード デポジットの審査に落ちた主な理由は、以下の3つです。
- 過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしている
- 年収や勤続年数が基準を満たしていない
- 申込情報に虚偽や不備がある
詳しく説明します。
1. 過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こしている場合
ライフカードデポジットは、過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こした人でも審査に通りやすいカードとして知られています。しかし、それでも完全に審査に通りやすくなるわけではありません。
クレジットカードやローンの延滞は、信用情報機関に記録され、最大5年間残ります。そのため、過去に延滞を起こしていると、審査の際にマイナスの評価を受ける可能性があります。
また、債務整理は、クレジットカードやローンの借金を返済できなくなった場合に、裁判所の監督の下で借金を減額や免除してもらう手続きです。債務整理をすると、信用情報機関に「異動情報」が記録され、最大5年間残ります。
「異動情報」は、金融事故を起こした人であることを示す情報です。そのため、審査の際に重大なマイナスの評価を受け、審査に落ちる可能性があります。
2. 年収や勤続年数が基準を満たしていない場合
ライフカードデポジットの審査では、年収や勤続年数も審査基準のひとつです。
具体的には、年収は300万円以上、勤続年数は1年以上とされています。これらの基準を満たしていない場合、審査に落ちる可能性が高くなります。
3. 申込情報に虚偽や不備がある場合
申込情報に虚偽や不備があると、審査に落ちる可能性があります。
具体的には、年収や勤続年数、職業、住所、家族構成など、申込書に記載した情報に矛盾や不備がある場合です。また、過去にクレジットカードやローンを申込んだ際に、虚偽の申込情報を提出したことがある場合も、審査に落ちる可能性があります。
ライフカードデポジットの審査に再挑戦する方法
ライフカードデポジットの審査に落ちた場合は、以下の3つのポイントを改善することで、再挑戦の際に審査通過率を高めることができます。
- 収入や勤続年数などの属性を改善する
- 他社カードの利用状況を改善する
- デポジット額を増やす
詳しく説明します。
1. 収入や勤続年数などの属性を改善する
ライフカードデポジットの審査では、収入や勤続年数などの属性が重要な審査基準となります。
そのため、審査に落ちた場合は、収入や勤続年数を増やすことで、審査通過率を高めることができます。
収入を増やすためには、転職や副業などを行う方法があります。また、勤続年数を増やすためには、現職で長く働き続ける必要があります。
2. 他社カードの利用状況を改善する
ライフカードデポジットの審査では、他社カードの利用状況も審査基準となります。
そのため、審査に落ちた場合は、他社カードの利用状況を改善することで、審査通過率を高めることができます。
他社カードの利用状況を改善するためには、以下のような点に注意しましょう。
- 利用残高を減らす
- 延滞や滞納をしない
- 利用限度額を増やす
3. デポジット額を増やす
ライフカードデポジットでは、デポジット額を増やすことで、審査通過率を高めることができます。
デポジット額を増やすと、カード会社は利用者の信用度を高く評価してくれるためです。
デポジット額は、カード発行時に1万円以上から設定することができます。審査に落ちた場合は、デポジット額を2万円や3万円に増やして再挑戦してみるとよいでしょう。
自己破産や無職、延滞歴がある場合の対処法
自己破産や無職、延滞歴がある場合でも、ライフカードデポジットの審査に通る可能性は十分にあります。
保証金の額を多めに預け、収入や資産を証明できる資料を提出することで、審査に通る確率を高めることができます。
ライフカードデポジットの注意点を詳しく解説
- ライフカードデポジットを利用する際の注意点
- デポジットカードと通常のクレジットカードの違い
- ライフカードのデポジット返金の流れ
ライフカードデポジットを利用する際の注意点
ライフカードデポジットカードは、事前にデポジット(保証金)を預けて利用するクレジットカードです。
審査が甘く、過去に延滞がある人やクレジットカード初心者でも比較的簡単に発行できます。しかし、デポジット型クレジットカード特有の注意点があります。
デポジット(保証金)の預け入れが必要
ライフカードデポジットカードは、デポジット(保証金)を預けて利用するクレジットカードです。
デポジット額は10万円で、カード受け取りの際に代金引換で支払います。2年目以降の年会費は、引き落とし口座から振替となります。
限度額はデポジット額まで
ライフカードデポジットカードの限度額は、デポジット額までとなります。
つまり、10万円のデポジットを預けている場合は、最大10万円までしか利用できません。
ショッピング枠の現金化は禁止
ライフカードデポジットカードは、ショッピング枠の現金化が禁止されています。
現金化目的での利用は、クレジットカード会員規約に違反する行為です。
不正利用のリスク
デポジット型クレジットカードは、デポジット(保証金)を預けて利用するため、一般的なクレジットカードよりも不正利用のリスクが低いと言われています。
しかし、万が一カードが盗難・紛失した場合は、不正利用の被害に遭う可能性があります
デポジットカードと通常のクレジットカードの違い
デポジットカードと通常のクレジットカードは、利用限度額の決め方が大きく異なります。
デポジットカードは、事前に預けた保証金の金額が利用限度額となり、通常のクレジットカードは、申込者の信用に基づいて設定されます。
デポジットカード
デポジットカードは、事前にカード会社に保証金を預けることで発行されるクレジットカードです。
利用限度額は、預けた保証金の金額に制限されます。つまり、保証金を10万円預ければ、利用限度額は10万円となります。
デポジットカードの審査は、通常のクレジットカードに比べて比較的緩やかです。
これは、保証金があることで、利用者が万が一支払い不能になった場合でも、カード会社が損失を被るリスクを軽減できるためです。
デポジットカードは、以下の人に向いています。
- クレジットカードの審査に通らない人
- 利用限度額を抑えたい人
- キャッシング機能を使わない人
通常のクレジットカード
通常のクレジットカードは、申込者の信用に基づいて利用限度額が設定されます。信用とは、申込者の年収や勤続年数、他社からの借り入れ状況などによって判断されます。
通常のクレジットカードの審査は、デポジットカードに比べて厳格です。これは、カード会社が利用者の支払い能力を慎重に審査するためです。
通常のクレジットカードは、以下の人に向いています。
- クレジットカードの審査に通る人
- 利用限度額を高めたい人
- キャッシング機能を使いたい人
利用限度額の決め方が大きく異なる
デポジットカードと通常のクレジットカードは、利用限度額の決め方が大きく異なります。
デポジットカードは、保証金の金額が利用限度額となり、通常のクレジットカードは、申込者の信用に基づいて設定されます。
デポジットカードは、審査が比較的緩やかで、利用限度額を抑えたい人やキャッシング機能を使わない人に向いています。
通常のクレジットカードは、審査が厳格ですが、利用限度額を高めたい人やキャッシング機能を使いたい人に向いています。
ライフカードのデポジット返金の流れ
ライフカードのデポジット返金は、カード契約の終了時に、未使用のデポジット額が返金されるプロセスです。
ライフカードのデポジット返金は、カードの解約日(脱会)より約2か月後に、登録口座へ返還されます。
返金の流れ
- ライフカードの退会手続きを行う
- 未入金のご利用明細等が存在しないことを確認する
- 返金手続きが完了する
ライフカードの退会手続きは、ライフカード公式サイトの「退会手続き」から行うことができます。
また、ライフカードコールセンター(0120-34-7777)に電話でも手続き可能です。
未入金のご利用明細等がある場合は、退会前にお支払いを済ませる必要があります。返金手続きが完了すると、登録口座へ返金されます。
【ライフカード】デポジットの審査に落ちた:まとめ
ライフカードデポジットの審査に落ちてしまった場合、次の3つの方法で対処することができます。
- 信用情報の改善
- 審査に有利な条件を整える
- 他のクレジットカードを検討する
再挑戦する前に、審査落ちの原因をしっかりと把握し、対策を講じることが大切です。
また、ライフカードデポジットの注意点についても理解しておきましょう。
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